■■■成瀬が鳴瀬で■■■ さすがに早く寝たせいか、4時すぎに起床。 ケイコも高山さんも起きだす。 板橋生まれ板橋育ちのタカヤマさんは、 あまりそういうイベントがなかったようで、 テントで寝るのは初めて。 自然の中で寝るのも初めて。 開口一番、空気が旨い。たしかに。 のんびりしながら準備していたら集合時間。 集った人たちの顔をよく見ると、 見え覚えのある顔が。 前回一緒に泥かきした、 大学の後輩で陶芸家の布施さんが。 話しかけると思い出してくれて少し緊張も とれた。 配属も決まり、東名地区の依頼のある場所へ出発。 午前中はドブさらい。下水が設置されてないので 大切なライフライン。ドブにたまったヘドロや 砂をかき出す。 泥よりもドブの蓋がやっかい。重い。 ひと区画の1辺をやったところで、10時になり 他の依頼場所に移動。 移動する直前、女の子に話しかけられた。 ハヤサカさんという子。 僕の着ていたTシャツのバンドを知っているらしい。 妹のいるバンド。 タートルのカメラマンですか? という。ミウラ君は細身の優男。僕とは似ても 似つかない。なんで間違えたんだろうか。 しかし妹のバンドを知ってるとは嬉しい。 山形の蔵王でやっている龍岩祭で見たらしい。 ありがとうございます。
移動先に有った梅の畑。 車や瓦礫に倒され塩水をかぶっても、 たくましく花を咲かせていた。 下の写真は梅の花とトガイ君。 某大学の農学部の学生さん。 植物の知識がキラリと光っていた。
今度は民家の床板をはがしつつ、その下に溜まった 泥をかき出す作業。 mont-bellの社員で、南極で活動されていた事が あるため南極さんと呼ばれていた方に、手伝ってと 言われてついていくと、ヨコヤマ隊の作業現場に。 チェーンソーを取りにきたみたいだったが、 僕はチェーンソー使った事無いというと、 ヨコヤマ隊にいた布施さんと僕が現場交代。 こちらは泥かきではなく、倒れかかった ブロック塀を壊す作業。 ヨコヤマさんが大阪の自分の会社から 持ってこられたユニックや鉄を切るバーナーで テキパキと撤去していく。 かっこいい。写真撮っておけばよかった。 やれる事は手作業な僕。 大きいハンマーで残ったブロック塀の基礎の部分を 叩いて壊していく。 ひと作業終えて戻ってきた布施さんたちと4人で とにかくハンマーやツルハシで壊していく。 泥かき部隊から送り込まれてきたケイコを含む 女性陣4人も洗い物したり、砕いた塀の残骸を拾って トラックに乗せていく。 お昼。昼飯のためちょっと離れたミニストップへ。 強風で砂埃がすごいのになぜか皆で駐車場に座って ご飯。見る見るご飯に砂粒が 笑 気がつけばふりかけほどかかっていた。 戻ってからも引き続き塀の撤去作業。
■■■松島を展望■■■ 普段デスクワークな僕だけど、 今回は思っていたよりもやれたので少し安心した。 作業も終わり時間もきたのでキャンプに 引き上げる事に。 キャンプに戻り、温泉に行く準備。 布施さんが一緒に行こうと言ってくれたので 布施さんとケイコとタカヤマさんと4人で 松島温泉のパレス松洲へ。 日焼けと疲れた体に温泉が気持ちいいのに 更に日本三景の松島を見ながらの入浴。 気持ちよすぎた。 休憩所で休んでる間にまだ話していなかった 方々とも会話。 喜国さん。漫画家でライターさん。 イカ天の大島渚というバンドは知っていた。 しかし喜国さんの作品を知らず、失礼全開だった。 いろいろお話させていただいた。
■■■お疲れさん会■■■ じつは、今日でmont-bellアウトドア義援隊の 作業は終わりだったらしく、 8日にはこちらのキャンプを撤去しないと いけないため、明日はキャンプの撤去作業だけ ということで夜はお疲れさん会となった。 みんなで夕飯を食べつつ談笑。 いろんな業種の人がいていろんな話をして 楽しく過ごした。 夕方布施さんの名刺を作るという約束をしたので、 人生初お星様の下でパソコン開いて仕事をしてみた。 悪くないもんだ。 あらかたデザインも決まって、気がつくと 僕とケイコと布施さん以外いなくなってた。 僕らも寝ることに。 写真は布施さんの作品群。 本人の見かけによらずかわいく繊細な作品を見て ギャップに腹が立つと言ったら笑ってた 笑 2日目終わり。