10月22日 土曜日

 

■■■大雨■■■

今回はカズさんを載せて2人で東北へ。
それ前にまたイイダさんに野菜をいただきにいく。
季節に寄って、またその週の売れ行きに寄って
いただける野菜の種類や量が違う。
季節の野菜を前よりなんとなくわかるように
なってきた。



途中蔵王PAで休憩。
雨がやまない。
6時過ぎ東名駅に到着。
カズさんが寝てるのに、イビキで起こしても
悪いなと一人カメラを持ち東名の海の方を
歩いてみる事にした。






集合時間みんなが集ってきた。
車を置いてすみちゃんの家へ歩いていく。
雨は相変わらずやまない。

グループホームの雨樋が壊れたままになって
そのまま花壇に雨水が全部流れ込んでいるせいか、
家屋の中までちょっと浸水していた。
床下の砂や水を取り出す作業にとりかかる。

水は何回やってもじんわりしみ込んでくる感じ。
いたばが応急処置で雨樋を直して少しでも
水が花壇に落ちないようにしていた。






休憩。
カズさんをみんなに託して南三陸町へ。
機関車が横たわっている公園だった場所は
大きな瓦礫の集積場になり、どんどん大きく
なっていってた。
以前ヨコヤマさんと入ったトラックがコンビニに
なっていたセブンイレブンは仮設タイプに
なっていた。



目的の仮設に到着し、ヨコヤマさんとヒロと合流。
野菜を渡すと一度集会場にみんなで移し、
仮設の戸数分とここからちょっと海側に
行ったところの仮設用にも振り分けて、軽トラックで
運んで行ってくれた。
ここの仮設だけでなく隣の仮設まで行き渡るように
してくれた事が嬉しかった。ありがとうございます。

ヨコヤマさんはまた大阪から食器類やベッドなどを
持ってきていた。
ここで食器類を降ろそうとするも、いらないと言われ
再度トラックに積み込む事に...。


そしてそのままヨコヤマさんたちと気仙沼へ。
以前テントを立てにいったアサノさんの土地に
僕のハイエースを停めさせてもらい、ヨコヤマさんの
トラック1台で向かう。
気仙沼、大きな船が陸に上がっている鹿折唐桑の
方は行った事あるけれども、街のほうは
初めてだった。

とても急な坂を上ったところにある集会場に
ベッドを届けに。ボランティアで泊まり込んでいる
人たちのために2段ベッドを2つ持ってきた
ヨコヤマさん。なんでこんなにいろんなものを
持っているんだろう。

2つ降ろそうとしたら1つでいいよと言われ、
ヨコヤマさんちょっとしょんぼりしてた。
南三陸町で食器類も断られた事を話したら
こちらの長、ネルシャツを羽織っている長らしき
人がこちらで処分しておくから
そこに置いて行っていいよと。
食器類はこれで全部無くなった。

帰り道麓の病院にもヨコヤマさんは届け物をして
今日の予定は終了。



帰り道すっかり暗くなってしまっていた。
ハイエースが置いてある場所わかるよな。と
ヨコヤマさんに言われて、わかりますよーって
答えたけれども、周りに何もない場所、
しかも真っ暗なので全然わからなかった。
通り過ぎてしまったらしい。
そこでヨコヤマさんが機転を効かせて、
おまえキーレスエントリーで多分反応するから
やってみろと言われ、ゆっくり走ってもらって
やってみるも反応もなく。距離もあるし、
最近電池が減ってるせいか感度が悪いので
ダメだろうと思った。
ヨコヤマさんがかしてみぃ。と言うので
鍵を貸すと、すぐ路肩でウィンカーが光った。
すごい。
ヨコヤマさんのおかげで無事ハイエースを
回収しそのまま東松島へ。
返り際ロックタウンで七輪と炭を買うため
ちょっと寄り道。
南三陸町でヨコヤマさんがいただいてきたか
買ってきたかサンマを焼く事に。

そこへ、ヨコヤマさんと約束していたようで、
南三陸町のアサノさんが合流した。
ロックタウンに先に着いてた僕はあまり
面識がなかったけど顔はわかるので、アサノさんを
見つけてもうすぐヨコヤマさんも来ますよと伝えた。
ヨコヤマさんたちも到着し、七輪と炭を購入。
炭は豆炭しかなかった。

ようやくみんなのいるグループホームに戻り夕飯。
カズさんは今日だけで帰る予定だったため、
戻った時には居なかった。

少人数でアミヤさん、トガママが調理お片づけを
してくれたので、すごくいい夜だった。
甘えてしまいました。







夕食後の談笑中、寝るところの話になり
女子はいつものように2階、男子は1階。
僕の寝袋をおもむろに着込んだいたばが
身動きをとれないのをいいことにヨコヤマさんに
いじめられていた。

その後ヨコヤマさんが余った2段ベッドを
組み立て始めた。
ヒロとヨコヤマさんがそれで寝るんだろうと思って
見ていた。
ヒロはそれに寝る事にしたようだけれども、
何故かヨコヤマさんは2段ベッドから離れたところで
寝ようとしている僕の横で寝始めた。
しかも銀マットを横取りしようとしている。
押しのけて自分のスペースを確保した。
するとヨコヤマさんは飽きたのか
また夕飯の残りを食べ始めた。
みんなも寝始めたので僕も寝た。

1日目終了


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